会頭新年ご挨拶
目覚めよ!!“JC New Generation”
二〇〇五年度会頭 高竹 和明
日本に青年会議所の産声が上がり、今年で55年を迎えます。その歴史において、さまざまな分野の中でリーダーを輩出してきました。私が、JCこそ「日本最大の青年の学び舎」と言っている所以です。
私たち以降のかつて「新人類」といわれていた世代は、横のつながりが非常に強く、縦のつながりが薄らいでいる傾向にあります。それがゆえに縦社会の良さが忘れ去られようとしています。
私はJCの中で、この縦と横のバランスを今一度考えた進化と継承を行いたいのです。縦社会の良さの中で一番「継承」しなければいけないのがリーダーシップです。ここで「みんなで考える」というキーワードに警笛を鳴らします。
みんなで考えて多数決やコンセンサス形成で合意を得るというのは、言葉の中では民主主義の原点であり、それを否定するつもりはありません。
しかしそれが横並びの中で責任やリスクを分散させる結果になっていたらどうでしょう。「平等」という言葉も安易に使うべきではありません。
JCも会社もそれぞれのポジションで、その情報範囲と責任は社員や会員のそれと、社長や理事長とでは違うはずです。結果の「平等」ではなく、機会の「平等」なのです。そして、私は時にはリーダーが一人で考え、悩み決断しなければならない場面もあるということを全国の理事長にお伝えしたいのです。
間違いなく、それぞれのLOMの中で一番LOMに対し時間をかけて考え、誰よりも深く愛しているからこそ、反対意見があろうとも理事長の判断に勝るものはないのです。世の中も今、強いリーダーシップを望んでいます。リーダーを作り、リーダーシップが発揮できるこの青年会議所で、リーダーの気概がにじみ出るような2005年をともに創り上げましょう。昨今では、行儀や礼儀作法を人に対して注意する「うるさい人」もめっきり少なくなりました。これも横並びの社会現象です。社会や組織の中で忠告をする人がいなくなったら、その社会や組織は堕落してしまいます。JCでいうと、諸先輩方が行儀や礼儀作法を我々に教えてくださったからこそ、今の私たちがJC運動を展開できるのです。今度は私たちが後輩に後輩のためを思い、心を鬼にしてあるべき姿を教え、語らなければなりません。私も2005年度会頭としてあるべき姿を語り、今こそ43,000人の気概を結集して、社会を変革できる青年会議所を目指します。
1年間よろしくお願いいたします。



















